厚生労働省
記事一覧
周りが気になり、「声」に悩まされているあなたへ~こころの宅配便、第9便~
生涯のうちに統合失調症を発症する方は100人に1人程度といわれます。日本では約88万人の方が外来受診や入院による治療を受けており、身近な病気です。
厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、
傷ついているのは私?それとも悪いのは私?~こころの宅配便、第8便~
公認心理師は、平成27年に成立した「公認心理師法」に基づく、心理職に関する初めての国家資格です。
近年、国民のみなさんが抱える「こころの健康」をめぐる状況をふまえて、みなさんが安心して心理的な支援を受けられるよう、一定の資質に裏付けられた国家資格が必要とされたことにより、公認心理師制度が創設されました。
令和4年9月末現在、約5万8千人が公認心理師として登録されており、保健・医療、福祉、教育、
活力の調整がきかないあなたへ~こころの宅配便、第7便~
「変わりない日常なのに、はしゃぎすぎる日が続く」
「寝ていないのに、不思議と元気が湧き続ける」
と活力がありすぎる時期があるかと思えば、
「エネルギーが全く湧いてこない」
「何故か悲しい気分でいっぱいになる」
と、ブレーキがかかりっぱなしの時期がある。
このような経験をしたことはありませんか?
これは双極性障害によくある特徴です。
心配なときは、身近な方と一緒に、こころの専門家を訪れて
お酒や薬(クスリ)、ギャンブルが止められないで悩んでいるあなたへ~こころの宅配便、第6便~
「今日はここまでにしようと思っていても、つい飲み過ぎてしまう」
「最初は楽しかったギャンブルが、いつの間にか借金返済が目的になっている」
「薬(クスリ)を使うと気分が楽になるけど、使わないとしんどい」
このような状態で苦しんでいませんか?これらは、依存症の症状かもしれません。
依存症は、病気であることが、自分にも家族にもわかりにくい病気です。
止めたり減らしたりしたくても、自分の力ではコントロ
<10月10日は「世界メンタルヘルスデー」>〜目に見えない疾患や障害の有無・程度にかかわらず〜誰もが安心して自分らしく暮らせる社会へ
国では、精神障害やメンタルヘルス上の課題の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会である「地域共生社会」の実現のために「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」を推進しています。特別企画では、精神障害などの「目に見えない」ものをどのように伝え、理解することができるか、座談会を通じて解き明かします。
<座談会>伝えたいこと、伝わらないこと~一人ひとりがメンタルヘルスを考
あなたの「こころ」、いまどんな形をしていますか?~こころの宅配便、第5便~
精神保健福祉士は、「精神保健福祉士法」という法律に基づいた国家資格です。
専門的な知識と技術により、こころの困りごとを抱える方やそのご家族など、様々な方々の精神保健福祉に関する相談に応じ、公的支援制度などにつないだり、自立した生活ができるようにサポートするなど、生活面での支援を行っています。
福祉施設や医療機関が主な勤務先になっていますが、行政機関や教育機関でも活躍しており、2021年には約9万7
繰り返される考えや行動―強迫―で悩んでいませんか?~こころの宅配便、第4便~
強迫性障害の発症年齢の違い
強迫性障害には、同じ考えがぐるぐるとめぐって頭から離れない「強迫観念」と、その強迫観念から生じた不安にかきたてられて行う「強迫行為」といった2つの症状があります。それらの症状が、「不合理」「やりすぎ」「無意味」と分かっていてもやめられず、本人や周囲の人たちの日常生活に影響が出ることがあります。
また、10代から20代で発症しやすいとされ、男性は10代前半、女性は20代
「漠然とした こわさ」を感じることがあるあなたへ~こころの宅配便、第3便~
いずれかの神経症性・ストレス性障害を有している方の受診・相談の有無
パニック障害は女性の1.2%、男性の0.5%が一生涯のうちに経験し得るものである一方で、4割程度の方は受診や専門家への相談につながっていないという調査結果があります。また、パニック障害の症状の一つであるパニック発作では、川嵜先生の言葉にある「不安感」や「恐怖感」の他に、動悸や発汗、震えや息切れ、めまいなどの身体の症状が表れること
体重や食事のことで頭が一杯の方へ~こころの宅配便、第2便~
摂食障害に関する相談対象者の年齢
摂食障害は主に神経性やせ症、神経性過食症、過食性障害のことを指します。10代~20代を中心として、「食べること」に関していろいろな問題があらわれる病気です。
厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不
頑張っている、今のあなたへ~こころの宅配便、第1便~
100人中約7人の方がうつ病を含む気分障害を経験しているとされ、その7人のうち約3人が相談・受診をされていますが、約4人は相談・受診していない、という調査結果があります。
「ぐるぐると絡まった思考」は、時にそのままどんどん大きくなることがあります。そういったときには、早めに身近な誰かに話をしたり、専門家を訪れたりすることで、張りつめたこころがゆるむことがあります。
厚生労働省では、精神障害を有