厚生労働省

厚生労働省の公式アカウント。厚労行政は、健康・医療、福祉・介護、雇用・労働、年金など、多岐にわたります。noteでは、これら「国民の皆さまの暮らしを支える情報」を職員自らの言葉でお届けします。 また、これまであまり知られてこなかった“厚労省のひと”にもフォーカスを当てていきます。

厚生労働省

厚生労働省の公式アカウント。厚労行政は、健康・医療、福祉・介護、雇用・労働、年金など、多岐にわたります。noteでは、これら「国民の皆さまの暮らしを支える情報」を職員自らの言葉でお届けします。 また、これまであまり知られてこなかった“厚労省のひと”にもフォーカスを当てていきます。

    マガジン

    • 地域共生社会を考える

      地域共生社会って何?を考える記事。

    • こころの宅配便

      「こころの困りごと」を抱えている方に向けた専門家からの言葉をお届けします。

    • とびラボ

      「職員提案型」の研修制度とびラボの記事をご紹介します。

    最近の記事

    家庭でできる食中毒予防!第1回

    こんにちは。厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全企画課 リスクコミュニケーション係(通称:リスコミ係)です。 リスコミ係では、食の安全に関する取り組みの一環として、国民の皆さんへの情報提供や意見交換会・イベント等の企画立案、食品の安全確保に向けた取り組みや食中毒予防に関するパンフレット・リーフレットの作成等を行っています。  Twitterアカウント「厚生労働省 食品安全情報」でも、食品の安全に関する情報を発信しています。 突然ですが、皆さんは食中毒が毎年ど

      • 「明かりをともして、ここにいるよと伝えたい」 まちに明かりをともす酒屋イワタヤスタンド 社会福祉士×民生委員×保護司 ~地域共生社会を考えるvol.2【後編】~

        岩田屋商店の3代目店主、岩田謙一さんと妻の舞さん。2022年11月に店舗を一新。酒屋に加え角打ち(※)「イワタヤスタンド」をオープンしました。※買ったお酒を店内で飲める酒屋のこと 実は、おふたりはともに社会福祉士の資格をもち、謙一さんは民生委員・児童委員(以下、民生委員)、舞さんは保護司という地域の福祉の担い手としても活躍しています。 【後編】では謙一さんが民生委員、舞さんが保護司として活動する理由、岩田屋が目指す未来について聞きました。 お二人が福祉の世界から飛び出し

        • 「お酒を売るんじゃなくて “つながる酒屋” をつくろうと思いました」 まちに明かりをともす酒屋イワタヤスタンド 社会福祉士×民生委員×保護司 ~地域共生社会を考えるvol.2【前編】~

          静かな住宅街の中に、オレンジ色の優しい明かりと、月と星のマークが目印の酒屋さんが見えてきました。軒下には、おなじみの瓶ビールケースの椅子に座って談笑する人たち。 店内がよく見える大きなガラス張りの扉の奥には、お酒を片手に立ち飲みしている人たちがいます。 「店の中が全部見えるようにしているんです。お客さんが歩いているスピードで中の様子をうかがえて、一瞬で判断できる。知っている人がいたら一緒に飲めるかな、みたいな。中の様子が分からなくてじっと見ていると、店員からも見られてそうで

          • 「地域共生社会」とは村人Aが主役になる社会である。 ~地域共生社会を考えるvol.1~

            こんにちは。 社会・援護局 地域福祉課 地域共生社会推進室の宍倉と申します。 私は、約2年前に民間企業から厚労省に出向してきました。廃棄物のリサイクルや環境コンサルティング、循環型の地域づくりなどに取り組む会社で新規事業の開発をしていました。福祉っぽくなさそうな世界から、ご縁があり、「地域福祉課」にやってきました。 私が所属するのは、地域福祉課の中の「地域共生社会推進室」です。 この部署では、地域共生社会の実現に向けて、地域の皆さんが抱えるさまざまなニーズや困りごとに対し

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 地域共生社会を考える
            厚生労働省
          • こころの宅配便
            厚生労働省
          • とびラボ
            厚生労働省

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            企業における「副業・兼業」の取り組み事例を公表しました!

            こんにちは。労働基準局 労働条件政策課の本安と申します。 今回は、副業・兼業について、皆さまにお知らせしたいことがございます。 厚生労働省では、企業も働く方も安心して副業・兼業を実施できるような環境づくりに努めています。その一環として、2022年8月から10月にかけて、副業・兼業に取り組む企業11社にご協力いただき、副業・兼業の解禁の背景や社内制度の概要などについてお話を伺いました。そして今回、その結果をまとめ、「副業・兼業に取り組む企業の事例について」として公表しました。

            トラウマに苦しんでいるあなたへ~こころの宅配便、第11便~

            心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder: PTSD)は、生命の危機に直面するような、日常的なストレスをはるかに超える過酷なストレスを体験した後に、その体験の記憶が自分の意思とは関係なく思い出されたり、辛さのあまりに現実感がなくなったりする障害です。2019年には約1万8千人の方が医療機関を受診しています。 厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよ

            「今、何してたんだっけ?」と思うこと、ありませんか?~こころの宅配便、第10便~

            てんかんは、様々な原因によってもたらされる脳の疾患であり、神経細胞の電気的な乱れ(てんかん発作)により、意識の消失や全身の硬直、ガクガクとした全身のけいれん、身体を一瞬ビクッとさせるといった様々な症状が生じ、幅広い年齢層の方々が診断・治療されています。 厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して

            たとえ加害者とされる人でも支援が必要とされるとき――紛争・テロ解決の現場から――

            昨年11月に行われた、とびラボ企画の「誰一人取り残さない、たとえ加害者とされる人であっても―深刻な問題解決の現場から―」と題した勉強会。企画委員の思いや講演内容、質疑応答の様子とそこで得た職員の気づきを紹介します。 <企画提案者の思い><講演> 主義主張を否定するのではなくまず受け止めること高校時代から「紛争解決」に強い志を持ち、現在、ケニアの若者過激化防止やソマリアのテロ組織投降兵支援に取り組む高橋さん。とびラボで自らの活動の本質を語ります。 組織下にいる一人ひとりにア

            周りが気になり、「声」に悩まされているあなたへ~こころの宅配便、第9便~

            生涯のうちに統合失調症を発症する方は100人に1人程度といわれます。日本では約88万人の方が外来受診や入院による治療を受けており、身近な病気です。 厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、周りの人にこころの不調があるときに、自然にあたたかく接することができるような、そ

            傷ついているのは私?それとも悪いのは私?~こころの宅配便、第8便~

            公認心理師は、平成27年に成立した「公認心理師法」に基づく、心理職に関する初めての国家資格です。 近年、国民のみなさんが抱える「こころの健康」をめぐる状況をふまえて、みなさんが安心して心理的な支援を受けられるよう、一定の資質に裏付けられた国家資格が必要とされたことにより、公認心理師制度が創設されました。 令和4年9月末現在、約5万8千人が公認心理師として登録されており、保健・医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働など様々な分野で、専門的知識と技術をもって、心理に関する支

            とびラボ企画~「農業×福祉」の可能性を探る~

            昨年行われた「とびラボ企画〜農福連携レストラン〜」と題した勉強会。本勉強会に込めた企画委員の思いや勉強会の講演内容と、翌月に行われた農福連携レストランの様子を紹介します。 <企画提案者の思い>講演:「これまでの農福連携とこれからの農福連携」担い手不足の農業と職場・賃金不足の障害者福祉 障害者福祉の世界では就労継続支援事業所も徐々に増え、さらに企業に「障害者雇用」の枠ができるなど雇用の機会・場も増え、「働きたい」と希望する障害者も10年前に比べ多くなっています。 しかし、

            活力の調整がきかないあなたへ~こころの宅配便、第7便~

            「変わりない日常なのに、はしゃぎすぎる日が続く」 「寝ていないのに、不思議と元気が湧き続ける」 と活力がありすぎる時期があるかと思えば、   「エネルギーが全く湧いてこない」 「何故か悲しい気分でいっぱいになる」 と、ブレーキがかかりっぱなしの時期がある。   このような経験をしたことはありませんか? これは双極性障害によくある特徴です。   心配なときは、身近な方と一緒に、こころの専門家を訪れてみると、不安がやわらぎ、安心することができるかもしれません。   あなたは気づい

            とびラボ企画~離島医療のいまとこれから~

            今年8月に行われた、「とびラボ企画〜離島医療のいまとこれから」と題した勉強会。本勉強会に込めた企画委員の思いや勉強会の講演内容、質疑応答の様子とそこでの職員の気づきを紹介します。 <企画提案者の思い>どんな場所でも必要な医療を受けられる体制づくりをめざして 誰もが希望する場所で長く暮らすことができる社会の実現をめざすうえで、医療は欠かすことのできないものであり、どのような場所においても必要な医療を受けられる体制づくりは、より一層高齢化の進むこれからの日本において、ますます

            お酒や薬(クスリ)、ギャンブルが止められないで悩んでいるあなたへ~こころの宅配便、第6便~

            「今日はここまでにしようと思っていても、つい飲み過ぎてしまう」 「最初は楽しかったギャンブルが、いつの間にか借金返済が目的になっている」 「薬(クスリ)を使うと気分が楽になるけど、使わないとしんどい」   このような状態で苦しんでいませんか?これらは、依存症の症状かもしれません。 依存症は、病気であることが、自分にも家族にもわかりにくい病気です。 止めたり減らしたりしたくても、自分の力ではコントロールできなくなる病気ですが、治療や支援によって回復が期待できます。   一人で悩

            <10月10日は「世界メンタルヘルスデー」>〜目に見えない疾患や障害の有無・程度にかかわらず〜誰もが安心して自分らしく暮らせる社会へ

            国では、精神障害やメンタルヘルス上の課題の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会である「地域共生社会」の実現のために「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」を推進しています。特別企画では、精神障害などの「目に見えない」ものをどのように伝え、理解することができるか、座談会を通じて解き明かします。 <座談会>伝えたいこと、伝わらないこと~一人ひとりがメンタルヘルスを考えるために必要なこと~メンタルヘルスのことをどのように伝えていけばいいのか、どう

            なぜ厚労省に転職を?~入省1年目の中途採用者が本音で語り合ってみた!~

            本記事は、カケル・プロジェクトのメンバー池上、溝尾がお届けしています。   令和元年の厚生労働省改革若手チーム提言後、厚生労働省の経験者採用が大幅に拡充され、様々なバックグラウンドを持つ方々が厚労省へ入省されました。執筆者である私自身、コロナ禍の令和3年に厚労省に転職した中途採用組です。   今回は、中途採用の実態をお伝えしたいと、私自身が進行役となって、令和3年に入省した中途採用者による座談会(つまり同期座談会!)を開催。入省動機や今後の目標について語っていただきました。普