周りが気になり、「声」に悩まされているあなたへ~こころの宅配便、第9便~
生涯のうちに統合失調症を発症する方は100人に1人程度といわれます。日本では約88万人の方が外来受診や入院による治療を受けており、身近な病気です。
厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、周りの人にこころの不調があるときに、自然にあたたかく接することができるような、そんなつながりのある社会を目指しています。そのためには、こころの不調や病気について、実際にそうなったときに感じる気持ちも含めて、理解を広げていくことも大切です。
こうした取り組みの一環として、「こころの困りごと」を抱えている方に向けた専門家からの言葉をお届けしています。
第9便は、精神科医の久住一郎さんからいただいた、こころの困りごとを抱えておられる方に伝えたい言葉をお届けしました。
久住先生には、広報誌「厚生労働」11月号で「統合失調症」について詳しく解説いただいていますので、ぜひ併せてご覧ください。また、「統合失調症」の症状や治療等については、「みんなのメンタルヘルス総合サイト」でも分かりやすくご紹介しています。
●みんなのメンタルヘルス総合サイト(「統合失調症」について)
●みんなのメンタルヘルス総合サイト(相談先について)
こころの健康や医療について、全国にある保健所や保健センター、精神保健福祉センターにて、幅広く相談を受けつけています。
●世界メンタルヘルスデーJAPAN2022のイベント
第1部では田中ウルヴェ京さん、廣瀬俊朗さん、萩野公介さん、大山加奈さんらトップアスリートの皆さんの対談を配信しています。
また、第2部では、実際に精神疾患を経験している方々による体験談を交えたお話しを配信しています。