厚生労働省の広報改革を加速させる『2つの取り組み』
見出し画像

厚生労働省の広報改革を加速させる『2つの取り組み』

厚生労働省

ご挨拶

初めまして。
厚生労働省 広報室 広報分析専門官の松本と申します。

松本専門官

私は元々民間企業出身でWebマーケターとしてオウンドメディアの運営や広告運用、Webサイトのディレクションなどの業務に従事してきました。

2020年の夏、「厚労省が省庁で初となるWebマーケターを募集する」ということを報道で知って応募。同年11月、広報室に着任し、現在は民間で働いていた時の知見を生かして、厚労省Webサイトの改善に関する業務や各部署が運営する特設サイトの制作支援、厚労省LINEの運営などを中心とする業務に従事しています。

第一回のnoteでは広報室が担う広報改革への思いを、第二回では広報改革の詳細を解説しましたが、第三回となる今回は、広報改革を加速化していくための『2つの取り組み』について私からお話をさせていただきます。

広報改革加速化プロジェクト(通称:カケル・プロジェクト)とは

厚労省の広報改革は、省全体の改革の中の一つとして位置づけられ、厚労省が抱えるさまざまな広報課題について、改革を図るという形で進められています。
しかし、厚労省の広報室は一般的な広報部門としては人員が少なく、限られたリソースの中で改革に取り組まざるを得ないというのが実情です。

そのため、山積している課題を少しでも早く解決するためにどうすればいいかということを模索する中で、民間企業や他省庁で有志社員・職員が広報業務に主体的に取り組むことにより成果を出した事例を知り、厚労省でも広報改革への協力を省内で募ることで、改革をスピードアップさせるという結論に至りました。

募集前は、一体どれくらいの職員が手を挙げてくれるのかという不安が先行していましたが、蓋をあけてみると9名もの職員がこのプロジェクトに賛同してくれて、現在、その職員全員に参画していただいています。

広報室は、このカケル・プロジェクトの皆さんをサポートする形で運営に関わっていますが、私を初めとする広報に関する知見を持つ人材がプロジェクト参画者に伴走し、広報に対する考え方や知識を伝えていくことで、情報発信力が相乗的に強化されることを目指しています。

そして、長期的な視点としては、広報に対する高い問題意識を持つ職員の皆さんが実践を通じて学べる場となることで、本務における広報活動にプラスの影響となり、省全体の広報スキルと広報マインドの底上げに繋がっていく事を期待しています。

「カケル・プロジェクト」という名称に込めた思い

1つは、「ける」
広報改革を駆け抜けるようにリードし、掛け算的に加速化させていくという意味。

もう1つは、「かける」
職員がこのプロジェクトを通じて得た広報知識を元に大きく飛翔して欲しいという意味。

「カケル・プロジェクト」の名称には、この2つの意味が込められています。

このプロジェクトで私自身に期待されている役割や、カケルメンバーの方々に広報の知見を適切に伝えることができるかなど、プレッシャーも大きいですが、厚労省の広報を国民の皆さまにとってより良いものに変えられる絶好のチャンスでもあるため、身を引き締めて取り組んでまいりたいと思います。

とびだすRラボ(通称:とびラボ)とは

画像2


広報という枠組みにとらわれず、職員が自分の関心や意欲に沿ってチャレンジすることを人事課と広報室が組織として支援する「とびだすRアールラボ」というプロジェクトを、今年の7月から開始しています。

これは、職員が、現在の配属先の所掌範囲に止まらず、関心のある厚労行政分野における現場の支援者や当事者との意見交換・研修を通じて、実際の現場の思いや実践的な学びを得る「職員提案型」の研修制度で、その活動内容について広報誌などで紹介していきます。

「とびラボ」は、非常にさまざまな政策を担う職員が、例えば、入省前から関心を抱いていた政策分野に携われる機会を増やすことで、職員の持つ思いを結実させるきっかけを提供すること。また、職員の自主的な提案を通じて職員自身の厚労行政に対する主体性を高め、視野を広げ視座を高めていただくことで、今後の職務に還元することを目的としています。

「とびだすRラボ」という名称に込めた思い

「とびだすRラボ」は、この3つの思いから名付けました。

Real(「現実」を直視する)、Reform(「改革」を進める)、Rhythm(「リズム」を刻んで躍動する)という意味の頭文字である「R」
職員が、職種や人事、省の枠組みを飛び出して主体的に企画する “laboratory”を積極的に始めて欲しいという思い
「ひらがな」、「英字」、「カタカナ」を併用することで、とびラボが推進する職種などに関わらずさまざまな組み合わせでアプローチをしてみるという思い

主役は一人ひとりの職員です

「カケル・プロジェクト」と「とびラボ」。

どちらも、主役は(広報室以外の)厚生労働省の職員です。

ここで働く人たちによる広報力向上の取り組みの成果を、国民の皆さまに実感していただける日が近い将来くる事を信じて、これからも広報改革を推進していきたいと思います。

厚労省noteでは、今回ご紹介した「カケル・プロジェクト」のメンバ-による記事や「とびラボ」のコンテンツ紹介。それらに加えて、厚労省の各改革の進捗報告、国民の皆さまに役立つ政策の詳細レポートなど、今まで伝えてこなかった・伝えられなかったことを発信していきます。

今後も厚生労働省をどうぞよろしくお願いいたします。

厚生労働省
厚生労働省の公式アカウント。厚労行政は、健康・医療、子ども・子育て、福祉・介護、雇用・労働、年金など、多岐にわたります。これらの政策に携わる職員が自分の言葉で、皆さまに役立つ情報をお届けします。また、これまであまり知られてこなかった“厚労省のひと”にもフォーカスを当てていきます。